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現在の連載では、「ITの歴史」を 電気工事・ネットワーク・サーバー・クラウドという視点から整理しています。
1-8|なぜ「お願いする側」と「される側」に分けたのか
ルーター先生前回は、「サーバとは特別な機械ではなく、みんなから頼られる役割を持ったコンピュータ」だと説明しました。



では、次に考えてみましょう。
なぜわざわざ「お願いする側」と「される側」に分けたのでしょうか。
言い換えれば「サーバー」と「クライアント(和訳:客)」ですね。



確かに全員が同じことをできたら便利じゃないですか?
みんなが保存も処理もできれば……。



そう思いますよね。実際、最初はその発想でした。



すべてのパソコンが
・保存もする
・処理もする
・配布もする
そんな状態を想像してみてください。



最強だぜ。



ですが、次のような問題が起きました。



・どのパソコンに正しい情報があるか分からない
・同じ処理を何度もやる
・誰が責任を持つのか曖昧になる



これは、人間の世界でも同じです。クラス全員が
・受付
・記録係
・連絡係
を同時にやったらどうでしょう。



逆に混乱しそうね。



そうです。「誰に何を頼めばいいか」が分からなくなります。
誰に何を頼んでいたかも分からなくなりやすいですね。



そこで考えられたのが、役割を分けるという方法です。
・お願いする側 ・受け取って処理する側
この二つに。



これをクライアントとサーバと呼ぶようになったのね。
お願いする側をクライアント、受け取って処理する側をサーバー。



はい、その通りです。
そしてこれによって、
・頼み先が明確になる
・情報が一か所に集まる
・管理がしやすくなる
という変化が起きました。



じゃあ、サーバの方が偉いんですか?



いいえ。ここも大切ですが、サーバとクライアントは、上下関係ではありません。役割分担です。



楽に正確に、みんなが同じ情報を使うために分けられただけなのです。



結論として、サーバとは、「お願いされた処理を、決まった形で引き受ける存在」です。



だからサーバは、
・いつでも使える
・みんなが同じ結果を得られる
ことが求められるようになりました。



でも逆に、サーバが増えたら大変そうだぜ。



その通りです。サーバが1台、2台と増えていくと、次の問題が生まれました。



「管理が追いつかない」という問題です。



さて、次回は「サーバーが増えすぎた」についてお話します。



私は何人いたって良いじゃない。
この章の始まりはこちらです。
全体の流れを初めから追いたい方は、参考にしてみてください。
コメント
このBLOGもサーバーのようなものかもしれませんね。
読み手(クライアント)が居なくては、サーバが存在しても意味がないですね。あなた方がいてこそという訳です。
こちらはキャラクターの画像です。ご興味がある方だけ展開してみてくださいね。


■ そろそろ冬も終わりに向かう頃でしょうか。
暖かくなるのは何時ごろでしょう。
待ち遠しいものです。

