このサイトは、IT業界に興味のある学生や、ITインフラへの転職を考えている方、
基礎を整理し直したい現役エンジニア向けに作られたサイトになります。
現在の連載では、「ITの歴史」を 電気工事・ネットワーク・サーバー・クラウドという視点から整理しています。
1-12|ITインフラとは何か?
ルーター先生ここまでで、
・サーバが生まれ
・ネットワークが広がり
・サーバーは稼働し続ける必要が出てきた
という流れを見てきました。



そして今回はITインフラについて詳しく解説します。



ITインフラって、昔からそう呼ばれていたんですか?



いえ、そうではありませんでした。
実はこの言葉、後から必要になって生まれた言葉なんです。



最初から「ITインフラ」って概念があったわけじゃないんですね。



はい。
最初はみんな、
・サーバ
・ネットワーク
・電源
・設置場所
を別々に考えていました。



「サーバの話」「ネットワークの話」って分かれてた感じ?



はい、そのようになります。



ですが、規模が大きくなるにつれて、
こんな問題が出てきました。



・サーバだけ動いても意味がない
・ネットワークだけあっても使えない
・電源や設置環境が壊れると全部止まる。



全部が揃わないと機能しないんだぜ。



はい、全部そろって初めて「使える」 状態になります。



じゃあ、「全部まとめて考えよう」ってなったんですね。



その通りです。こうして生まれた考え方がITインフラです。
とはいえ、ITインフラは最近言われるようになった名称ですね。



要はITインフラとは、ITサービスを“当たり前に使える状態”を支える仕組み全体のことを指すために言われるようになった言葉ですね。



サーバそのもの、じゃないんですね。



はい。サーバもネットワークも、それを支える電源・設置環境・運用ルールも含めて、です。



「動く」だけじゃダメなんですね。



重要なのはそこです。
・たまたま動いた
・今だけ使えた
ではなく、いつでも、誰でも、安心して使える。その状態を支えるのがインフラです。



企業に配置された基幹部分にあるネットワークやサーバーは、一つ止まっただけでも一大事ですから。



すぐに一大ニュースになるわよね、大企業で起きたなら。



はい。そしてここまでを整理すると、ITインフラとは
・サーバ
・ネットワーク
・それを止めないための仕組み
をまとめたものですね。情報技術から見たインフラと言ってしまえばそれでいい気がしますね。



名前は後からついただけで、やっていることは今まで見てきた流れそのものですね。



次は、なぜこの考え方が「インフラ」と呼ばれるようになったのか。
名前の由来から見ていきましょう。
この章の始まりはこちらです。
全体の流れを初めから追いたい方は、参考にしてみてください。
コメント
ITインフラ業界では「え、最初から名前あったよ?」のような表情で出てくる単語が沢山あります。
でも実は、こういう理由で新しく出てきた、なんてものもあったりします。
丸暗記が得意な人は大丈夫ですが、筆者のような経緯が知りたいな、という方はぜひ、
このブログでも見て「こうしてできたんだなぁ」と納得する材料にしてくださいね。
こちらはキャラクターの画像です。ご興味がある方だけ展開してみてくださいね。


■ 春眠暁を覚えず
そんな言葉もあるくらい、春の眠りは心地よいものです。
秘技は「アラーム多重がけ」。ぜひ使ってくださいね。
花粉の時期でもあります。はっくしょん!

