この連載では、「ITの歴史」を
電気工事・ネットワーク・サーバー・クラウドという視点から整理しています。
1-15|拡大していくネットワークとサーバーたち
ルーター先生ここまでで、サーバやネットワークが「ITを当たり前に使うための土台」になった、という話をしてきました。



そして、その規模は拡大していきます。



拡大……?



まずネットワークにおける最大の拡大は
・電話線の活用
・海外へのケーブル進出
でしょう。



元々は同じ部屋、同じ建物内の範囲程度をつなぐものでしたよね。



近くの人同士だけ、ですね。



はい。しかしある時、電話線という「すでに全国に張り巡らされた回線網」を活用しながら、ネットワークは一気に拡大していきました。



それって、国内のほとんどに通じるようになったってこと?



範囲の拡大は著しかったでしょう。
離れた建物、離れた街の人とケーブルが繋がっているようなものです。



距離が一気に伸びたんだぜ。



ユーザー数もぐんと伸びたことでしょう。



そして続けて、海外へとケーブルを繋げた企業があります。



海外へ……? どうやって?



海底にケーブルを敷いたんです。海の中は目には見えませんが、同じ高さに海面が見えていても、地面との距離が近い場所があります。
その地面が高い、つまり海の底が浅い場所にケーブルを敷いたんです。
海外との通信については、国際通信を専門に担っていた企業が中心となり、日本と世界をつなぐ回線が整備されていきました。



すごい話ね。



電話線の方はNTT、海底の方はKDDなどが実施いたしました。
現在でも名高い企業であるのも頷けます。



そんなことがあったならば。ネットワークの規模は尋常でなく拡大するのも納得ね。国内にも、海外にもネットワークが広がったなんて。



国内、世界へと通じたケーブル。これに繋げば自身らは超巨大ネットワークに参加できるようになりました。
この超巨大ネットワークこそ、インターネットと呼ばれるものです。
もともとは複数のネットワークがつながり合う形で広がり、結果として「ひとつの巨大なネットワーク」として扱われるようになりました。



この超巨大ネットワーク、インターネットにネットワークにつなげば、一気に数億のパソコンとパソコンは繋がります。逆に繋がなくとも、かつてのように小規模ネットワークや中規模ネットワークに参加する手もあります。



セキュリティ面では繋がない方が良さそうだけど、普段使いする分には繋いだ方が他のユーザーの提供する情報、天気予報やSNSに参加できるといったところかしら。



そうです、面白いですよね。



そしてサーバー側も負けじと発展をしていきました。



利用者が増えるにつれて、
・表示を担当するサーバ
・データを保存するサーバ
・管理を担当するサーバ
等々と、役割がどんどんと増えていきました。



台数も種類も増えていったのね。



こうして、
・ネットワークは広がり
・サーバは増え
・全体はどんどん複雑になっていきました。



もう全体を一人で見るのは大変そう……。



その通りです。
これでは、「1人や2人で全部を見るのは危険」という状況になります。



そうして拡大した世界では、
・専門ごとに見る人を分ける
・役割をはっきりさせる
ことが必要になりました。



これが、IT界隈でも分業が定着した理由です。



次は、なぜ分業しないと成り立たなくなったのか、もう一歩踏み込んで見ていきましょう。
この章の始まりはこちらです。
全体の流れを初めから追いたい方は、参考にしてみてください。
コメント
インターネットという存在は非常に大きい存在ですね。
この言葉は人によって捉え方が変わってしまう言葉のような気がしています。なので断定は難しい言葉。
難にせよ、「超巨大なネットワーク」です。誰でも参加できるこの巨大なネットワークがインターネットなのです。
それ故に、「すごい奴」は便利なツールを作って配布したり、楽しい動画を作って配信(動画情報を伝達)します。
逆にその規模の大きさと匿名性を利用する人もいたりします、
公共の場のようなものですね。
機密情報などは「秘密にしたい」ので、この誰でも参加できる場所には置きたくなかったりしますね。
公園に秘密の書類を広げて。「秘密だから!」と言っても仕方がありませんから。
家や金庫に仕舞っておきましょう。家に侵入しようとするやつが居ても撃退できるように、セキュリティも張りましょう。
そんなネットワークの世界です。
こちらはキャラクターの画像です。ご興味がある方だけ展開してみてくださいね。


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女の子の最高の化粧は笑顔とはよく言ったものです。
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「恋心」としても「親心」としても。

