第1-17限目:ITの歴史 - インフラエンジニアは評価されにくい? - 

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 現在の連載では、「ITの歴史」を 電気工事・ネットワーク・サーバー・クラウドという視点から整理しています。


1-17|インフラの仕事が「見えにくい」理由

ルーター先生

前の章で、分業が必要になった理由を見てきました。

スイッチちゃん

役割も大事さも分かった気がするけど……

クラウドちゃん

でも、インフラの仕事って正直あんまり見えないよね。

ルーター先生

そう。それが、インフラ特有の性質です。

ルーター先生

インフラの仕事は、基本的には「何かを起こすこと」ではありません。

スイッチちゃん

え? 仕事なのに?

ルーター先生

はい。正確には、「何も起こらない状態を保つこと」が仕事です。

ルーター先生

例えば、
・電気が普通につく
・水が蛇口から出る
・道路が使える
普段、意識しますか?

スイッチちゃん

使えて当たり前、かな。

ルーター先生

ITインフラも、まったく同じ立場になりました。
日々進化して、通信速度などは上がってはいますが、ぱっと見はですね。

ルーター先生

インフラが正常だと、
・誰も困らない
・誰も気づかない
・話題にもならない

スイッチちゃん

逆に、止まった時だけ騒がれる感じだね。

ルーター先生

その通りです。

ルーター先生

インフラの成果は、
・障害が起きなかった
・止まらなかった
・トラブルを未然に防いだ
という 「結果が見えない成果」です。

スイッチちゃん

それ、説明しにくそう……。

ルーター先生

さらにやっかいなのは、仕事が上手いほど、存在感が消えることです。

スイッチちゃん

え、それ逆じゃない?

ルーター先生

でも事実です。完璧に支えられているほど、「誰かが支えている」と感じなくなります。

サーバーちゃん

だから、「何やってるか分からない」って言われやすいんだね。

ルーター先生

はい。
しかしある意味、インフラの価値は、気づかれないことにあります。

ルーター先生

もし毎日話題になるなら、頻繁に故障が起きてるんだな~となる業務

ルーター先生

次はそんな、「インフラという仕事のまとめ」の回としましょう。


この章の始まりはこちらです。
全体の流れを初めから追いたい方は、参考にしてみてください。

目次

インフラの仕事は、
目立つための仕事ではありません。

当たり前を、当たり前のまま保つための仕事です。

名言のように見えて世知辛い話です。とほほ。

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