第1-19限目:ITの歴史 - インフラを「自分で持つ」のが当然だった時代 - 

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 現在の連載では、「ITの歴史」を 電気工事・ネットワーク・サーバー・クラウドという視点から整理しています。


1-19|インフラを「自分で持つ」時代

ルーター先生

ここまでで、インフラは「止めないための仕組み」だと分かってきましたね。

サーバーちゃん

うん。でも、ここまで読んでてちょっと思ったんだけど……。

サーバーちゃん

そもそも、これって全部「自分たちで持つ前提」の話だよね?

ルーター先生

良いところに気づきました。そう、昔はそれが当たり前だったのです。

ルーター先生

インフラといえば、
・サーバを買う
・社内に置く
・電源を引く
・ネットワークにつなぐ
ここから始まっていました。

サーバーちゃん

借りるとか、なかったの?

ルーター先生

ほとんどありません。「使うなら、自分で持つ」それが前提でした。

ルーター先生

なのでサーバは、
・場所を取る
・音が出る
・熱を持つ
・電気を使う
という代物でした。高い初期費用から維持も大変です。

スイッチちゃん

つまり、「設備」のような物なんですね。

ルーター先生

その通りです。

ルーター先生

さらに、
・壊れたら自分で直す
・止まったら自分で対応する
・増やすなら買い足す

スイッチちゃん

結構たいへんそう……。

ルーター先生

はい。でも当時は、それが普通でした。
それに今だって、そのような機器が大量にあります。

ルーター先生

それにこれは最初から「悪い方法」だったわけではありません。

クラウドちゃん

そうだったんですね。

ルーター先生

使う人が少なく規模も小さく、変化もゆっくりだった時代では、
自分たちで持つ方が、
・分かりやすく
・責任の所在も明確
でした。

サーバーちゃん

シンプルだったんだね。

ルーター先生

ですが、ここまで見てきた通り、
・人が増え
・使われ方が広がり
・止められなくなった
状況となり、全てを一つの集団で持つには負荷が高くなってきました。

ルーター先生

前提が少しずつ重くなっていきます。

ルーター先生

このまま「全部自分で持つ」
それは本当に、これからの時代にも合っているのでしょうか。

ルーター先生

次回、「彼女」が登場します。

クラウドちゃん

私が呼ばれている気がするわね。


この章の始まりはこちらです。
全体の流れを初めから追いたい方は、参考にしてみてください。

目次

コメント

かつてのインフラは、使うなら自分で持ち、置き、管理するものでした。

それは間違いではありません。
しかし、世界が広がるにつれて、その前提は少しずつ限界を迎えていきます。

なんて言って。

こちらはキャラクターの画像です。ご興味がある方だけ展開してみてくださいね。


■ 飛行機雲
  あとこれは入道雲でしょうか。
  
  夏と言えば、ですね。もう2ヶ月で夏が来ると思うと早いものです。

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