第1-23限目:ITの歴史 - クラウドとオンプレミス - 

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 現在の連載では、「ITの歴史」を 電気工事・ネットワーク・サーバー・クラウドという視点から整理しています。


1-23|クラウドとオンプレミスは敵ではない

ルーター先生

ここまでで、クラウドとそれによって起こされた変化を見てきました。

ルーター先生

では、ここで一つ質問です。
クラウドが出てきた今、オンプレミスはもう不要なのでしょうか?

サーバーちゃん

クラウドは確かにいいものだけど、オンプレミスにも強みがあるんじゃないかしら。

ルーター先生

いい視点ですね。その通りです。従来通りのやり方にも価値がある。
実際は「使い分け」の関係なのです。

ルーター先生

例えば、こんなケースではオンプレミスが今でも選ばれています。
・機密情報を社外に出せない
・通信遅延を極端に嫌う
・長期的に見ると自社運用の方が安い
・既存設備を活かしたい

電流くん

確かに……何でも外に預けるのは不安なんだぜ。

ルーター先生

そうです。
オンプレミスは「自分たちで完全に把握できる」強みがあります。

ルーター先生

一方で、クラウドが向いているのはこんな場面です。
・急に規模が変わる
・初期費用を抑えたい
・短期間で始めたい
・24時間運用を自前でできない

スイッチちゃん

これは……小さな会社や新しいサービスには助かりますね。

ルーター先生

その通りです。

ルーター先生

クラウドは「すぐ使える」「すぐ増やせる」という点が最大の強みです。
それ以外にも多くのメリットがありますが、まずその点が代えがたい。

ルーター先生

結論となりますが、オンプレミスが「古い」、クラウドが「新しい」と言うだけではなかったという話でした。

ルーター先生

むしろどちらも、同じ目的を別の方法で支えているだけなのです。

ルーター先生

ITサービスを安定して使い続けることという目的のために。

ルーター先生

実際の現場では、どちらか一方だけ、というケースは減っています。
・一部はオンプレ
・一部はクラウド
という組み合わせも増えました。これは2026年現在もそうです。机上の話ではなく、現実そうなっております。

スイッチちゃん

両方使うんですね。

ルーター先生

はい、その分学ぶことが増えて大変ですが。
クラウドもオンプレミスも様々な技術がありますから……。

ルーター先生

なんにせよ、クラウドとオンプレミスは両方に価値が現在ではあり、それぞれの得意な部分を使う、という考え方となっているという訳です。

ルーター先生

優劣でなく選択肢が増えた結果、「考えること」が増えただけなのです。

ルーター先生

という訳で、次回は復習会のようになりますが、「クラウドでもオンプレミスでも、最も大事としている根幹」についてお話します。

サーバーちゃん

何だか聞いた覚えのある話かも。


この章の始まりはこちらです。
全体の流れを初めから追いたい方は、参考にしてみてください。

目次

コメント

オンプレミスとクラウドは対立する技術ではありません。
目的・規模・制約に応じて選ばれる、同じ「インフラ」を支える別の形だったりします。
互いのメリットを生かして運用するのが一番ですね。

こちらはキャラクターの画像です。ご興味がある方だけ展開してみてくださいね。


■ せっかくの梅雨ならば

  せっかくの梅雨ならば楽しみたいですね。アジサイの季節です。
  アジサイの花畑というのも美しいものです。

  そんなアジサイの花言葉は「移り気」
  うーーーーーん。

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