このサイトは、IT業界に興味のある学生や、ITインフラへの転職を考えている方、
基礎を整理し直したい現役エンジニア向けに作られたサイトになります。
現在の連載では、「ITの歴史」を 電気工事・ネットワーク・サーバー・クラウドという視点から整理しています。
1-20|限界が見えてきた
ルーター先生前の章では、インフラを「自分で持つ」時代の話をしました。



買って、置いて、管理するのが普通だったんだよね。



そうです。ただ、その前提は——
世界が広がるにつれて、少しずつ変わり始めます。



まず問題になったのが最初にかかるお金です。



サーバって、安くないよね。何百とか何千万とかするし。
何個かあれば家買えちゃうわ。



はい。
・サーバ本体
・ネットワーク機器
・設置場所
使う前から、まとまった準備が必要でした。



次に見えてきたのが、増やしにくさです。



サーバーを使う人が増えたら、その分サーバの台数も増やせばいいんじゃないの?



それが簡単ではありませんでした。



・機器を選ぶ
・発注する
・届くのを待つ
・設置する
時間がかかるのです。



サーバーは1台で20㎏以上になったりします。それでいて数百万。しかも取り扱い方を間違えると壊れてしまいます。
気軽に搬入出来ないという問題がありました。



2リットルペットボトル10本分以上と思うと大変ね。



はい。つまり、必要になってからすぐ増やす という使い方ができなかったんです。発注してから届くまでも時間が掛かりますから。



さらに厄介だったのが、使っていなくても維持が必要な点です。



使ってないのにお金がかかるんぜ?



はい。
・電気代
・場所
・管理の手間
使っていない時間も、コストは発生します。



そして、もう一つ大きな変化がありました。



サービスが仕事や生活と結びつき、止められない世界になったのです。



試しに止めてみる、みたいなことができないんだ。



SNSが急に止まって、運営の情報を見たら「試しに止めた」なんて言われたらびっくりしちゃいますよね。そういう事なのです。



ここまで聞いて、どう感じましたか?



正直……ずっと自分で持つの、重たそう。



多くの人が、同じことを感じ始めました。



・最初に大きな準備が必要
・増やすのに時間がかかる
・使っていなくても維持が必要
このまま、インフラを使い続けるのは本当に正解なのでしょうか。



そんな時、出てきたサービスがありました。
多額の資金を持つ超大企業でしか出来ないような理想的なサービスが。



あら奇遇、私もご令嬢なの。



それでは次回は「クラウドの登場」になります。
この章の始まりはこちらです。
全体の流れを初めから追いたい方は、参考にしてみてください。
コメント
インフラを自分で持つ方法は、小さな世界ではうまく機能していました。
しかし、規模が広がり、変化のスピードが上がるにつれて、その方法は少しずつ重くなっていきます。
多くの人が、「別の選択肢」を探し始めました。
そんな時に現れたのが、『奴』でした。本当は今日登場予定だったんですが、長引いちゃいました。
こちらはキャラクターの画像です。ご興味がある方だけ展開してみてくださいね。


■ 何をしているのでしょうか
元気玉を作っている最中かもしれませんね。
『オラに元気を分けてくれ!』って言っていそうです。
一人称が『オラ』のかわいい子です。
本当はクレヨンしんちゃんなのかもしれませんね。

