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現在の連載では、「ITの歴史」を 電気工事・ネットワーク・サーバー・クラウドという視点から整理しています。
1-16|なぜ分業しないと成り立たなくなったのか
ルーター先生ここまでで、ネットワークもサーバも、とても大きな世界に広がっていったことが分かりましたね。



うん、もう「1人で全部見る」感じじゃなくなってきてる。



その通りです。そして、ここで避けられなくなった問題があります。



仮に、1人がすべてを担当するとしたらどうでしょう。
・ネットワーク
・サーバ
・トラブル対応
・設定変更
・監視
すべてです。



それ、休む時間なくない?



何かあったら、全部その人の責任になっちゃうね。



そうです。規模が大きくなると、「技術的にできるか」より人として続けられるかが問題になります。技術力が高い人だからと言って、24時間業務をするわけにはいきませんよね。



ネットワークが広がり、サーバが増え、「見る範囲」が一気に広がりました。すると、自然にこう考えられるようになります。
「全部を見るより、それぞれの得意分野を深く見た方が安全では?」



あ、無理に分けたんじゃなくて、生き残るために分けた感じなんだ。



例えば、
・通信の道を専門に見る人
・コンピュータの動きを専門に見る人
・全体を調整する人
というように役割を分けることで、



・トラブルに早く気づける
・判断が速くなる
・責任の範囲が明確になる
というメリットが生まれました。



なるほど……
仕事を守るための分業なんだね。



でも、分業するとバラバラにならない?



良い視点ですね。
だからこそ、「全体を見る役割」も必要になったのです。ネットワーク担当者・サーバー担当者・全体を見る人といった役割ですね。



こうして世界が大きくなり、役割が分かれ、専門が生まれました。



そして次に出てくる疑問があります。
「じゃあこんなに規模が大きくなって重要にもなったのに、インフラの仕事って、なんでこんなに目立たないの?」



次はこれについて触れていこうかと思います。



何だか悲しい話。
この章の始まりはこちらです。
全体の流れを初めから追いたい方は、参考にしてみてください。
コメント
分業は、複雑にするために生まれたのではありません。
止めないために、守るために、必要だった選択です。
何だか名言みたいですね。かっこいい。
こちらはキャラクターの画像です。ご興味がある方だけ展開してみてくださいね。


■ スイッチ
スイッチさんがスイッチを押そうとしていますね。
はい。それだけです。
ちなみにネットワークの世界置ける「スイッチ」と呼ばれる機器はもっとでかく、箱みたいなものです。
別にスイッチ(ボタン的なやつ)から来たものでないため仕方ありませんね。
IT業界は同じ名称なのに違う意味合いを挿す単語が多いです。やめてー

