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現在の連載では、「ITの歴史」を 電気工事・ネットワーク・サーバー・クラウドという視点から整理しています。
1-9|サーバが増えると何が起きたのか
ルーター先生前回は、「お願いする側」と「される側」に役割を分けたことで、情報のやり取りが安定した、という話をしました。



では次に考えたいのは、その“サーバ”が増えていったとき、何が起きたのかです。



サーバって、何でもできるもの1台あれば十分じゃないんですか?



最初は、1台で足りていました。ですが、使う人・使う量が増えると、限界が見えてきます。



例えばこんな状況です。
・同時にアクセスする人が増える
・保存するデータが増える
・処理が遅くなる
・最悪、止まる



困るんだぜ。一台で何でもはセキュリティ面も不安だぜ。



そこで考えられたのが、何でもできるサーバをもう1台、さらにもう1台と増やすという方法でした。



じゃあ、サーバが2台、3台になるんですね。



そうです。ですが、ここで新しい問題が生まれます。少々復習になりますが。



サーバが増えると、次のようなことが起き始めました。
・どのサーバが何をしているのか分からない
・同じ情報があちこちに散らばる
・設定がバラバラになる
・どれか1台が止まっても気づけない



え、私増えたのに大変になってません?



その通りです。台数が増えたことで、便利さより“管理の難しさ”が目立ち始めました。どれこれも見ていたら大変です。
クラス用試験対策ノートだって、二冊三冊あってどれも書いてあることが少し異なっていたらむしろ目を通すのが大変ですね。



でも、全部同じことをさせるから大変なんじゃないですか?



良いところに気づきました。
そこで考えられたのが、サーバごとに役割を分けるという考え方です。



例えば――
・ファイルを置くサーバ
・データを管理するサーバ
・Webページを配信するサーバ



骨抜きサバも欲しいぜ。



そうですね。
ファイルサーバ、DBサーバ、Webサーバ……と、呼ばれたりします。
しかし名前が増えても、それは偉さの違いではありません。
単に、何を担当しているかを分かりやすくするためだけですね。



クラス試験対策ノート、各教科を一冊にまとめようとしても入らない。
なので、数学用ノート、国語用ノート、理科用ノート、と分けたわけですね。



委員会みたいでもありますね。
全員が全部やるより、分担した方が楽です。



そしてサーバが増え、役割が分かれたことで、
・処理は速くなった
・仕組みは安定した
しかしその一方で、全体を見渡して管理する必要が出てきました。



えっ、それ誰がやるんですか?



いい質問ですね。
ここから先、ネットワークとサーバは「置いて終わり」では済まなくなっていきます。



次回は、「サーバを止められない世界」が始まった理由について見ていきましょう。



私はマグロです。
この章の始まりはこちらです。
全体の流れを初めから追いたい方は、参考にしてみてください。
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今回は、サーバが増えることで起きた変化を見てきました。
台数が増え、役割が分かれ、便利になった一方で、管理・運用という新しい課題が生まれました。
そうして次回は、
「サーバは止めてはいけない」という考え方がどのように生まれたのかを扱います。
こちらはキャラクターの画像です。ご興味がある方だけ展開してみてくださいね。


■ 新芽が出る頃でしょうか。
雪の下から覗かせる新芽は美しいものですね。
新玉ねぎも甘くて美味い。


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